アクジキングexデッキの解説

アクジキングexは、『異次元クライシス』で登場した悪タイプのウルトラビースト。これまで悪タイプで中心的存在だったダークライexに続く形で登場し、その性能からも大きな注目を集めています。
HPはなんと170。これは進化ポケモンを含めてもトップクラスで、耐久力に優れたスタートが切れます。無色2エネで使える「グラインドコア」はコイントス次第で相手のエネルギーを破壊できる妨害系の技。そして悪悪悪無1で放つ「タイラントホール」は120ダメージという悪タイプ最大級の基本火力を誇ります。
さらにウルトラビーストであるため、ビーストナイトやビーストウォールなどのサポートカードと好相性。うまく育成できれば、フィールドを制圧できる強力なアタッカーです。
アクジキングex+アーゴヨン
このデッキは、悪タイプのウルトラビーストを中心とし、「どく」状態を活かしてダメージを蓄積させていく戦略です。鍵となるのがウツロイドの「ポイズンアップ」特性で、相手のポケモンを毒にすると毎ターン20~30ダメージを与えることができます。どくバリと組み合わせることで、アクジキングexの火力を間接的に高めることが可能です。序盤はベベノムやアーゴヨンの1エネワザでテンポよく攻めていき、終盤はアクジキングexの「タイラントホール」で大きく打点を稼ぎます。テッカグヤの「ウルトラスラスター」も活用して、自由に入れ替えながら展開を調整できるのもポイントです。
アクジキングex+ウツロイド
こちらはよりシンプルでコンパクトな構成。基本的にアクジキングexを主軸とし、ウツロイド2枚とテッカグヤ2枚程度を補助に採用した構築です。ウルトラビースト専用のサポートカード(例:ビーストナイトビーストウォールなど)や、エネ加速、回復、山札操作といったサポートを多く積めるのが強みです。序盤のプレッシャーはやや控えめですが、しっかりと準備が整えばアクジキングexの持つ高耐久と高打点でじわじわと相手を追い詰めることが可能です。
アクジキングexデッキまとめ
アクジキングexは、圧倒的なHPと高火力を兼ね備えた悪タイプのエースポケモンです。ウルトラビーストとのシナジーを最大限活かすことで、妨害力と打点の両立を実現できるのが魅力です。一方で、高コストワザの遅さや、草タイプへの明確な弱点など、環境次第では厳しい局面も少なくありません。《マスカーニャ》などの草ポケモンが活躍する中での立ち回りには注意が必要です。それでも、その性能と構築の自由度からアクジキングexは非常にポテンシャルのある1枚です。自分だけの悪ウルトラビーストデッキを組み上げて、環境に一石を投じてみましょう!