アーボックデッキ解説
アーボックは、「最強の遺伝子」で登場した注目の悪ポケモンです。ポケモンexのような大ボスではありませんが、その独自の攻撃と戦略性で、メタゲームにおける有力な候補となっています。
アーボックのおいつめる攻撃は、相手のポケモンを逃げられなくする特別な効果を持っています。この効果により、進化以外での回避が難しく、相手の戦略を妨害することが可能です。特に準備中のポケモンをアクティブに引きずり出して足止めすることで、有利な展開を作り出せます。
さらに、アーボックはピカチュウexやミュウツーexに対して2回の攻撃で倒せる火力を持ち、弱点をつく超タイプに追加ダメージを与える点も強力です。悪タイプとしての属性を活かし、これらメタゲームの中心となるデッキに強いカウンターとなります。
アーボック – マタドガス型
このデッキでは、アーボックとマタドガスを組み合わせ、耐久と攻撃のバランスを追求します。マタドガスは毒ダメージを得意とし、アーボックが攻撃を担当します。どちらもピカチュウexの「エレキサークル」を耐えられるため、現環境で強力なデッキに対抗できる堅実な選択肢です。
アーボック – ピジョット型
アーボックとピジョットを組み合わせたデッキでは、ピジョットのおいはらう能力が鍵となります。これにより、相手のベンチポケモンを場に引き出し、アーボックのおいつめるでその場に固定します。この連携は、相手の重要なポケモンを無力化する強力な手段です。
さらに、ピジョットの攻撃コストが低い点も、このデッキのスピードと柔軟性を向上させています。アーボックが超タイプに与える追加ダメージも相まって、ミュウツーexに対して効果的に戦うことができます。
アーボックデッキの弱点
アーボックデッキの課題として、サブ進化ラインを含む構成がデッキの安定性を低下させる点が挙げられます。また、アーボック自体のHPは100とやや低いため、強化された「エレキサークル」や「ハイドロスプラッシュ」などの強力な攻撃に耐えるのは困難です。さらに、デッキ全体のダメージ出力が低めであり、劣勢からの逆転が難しい点も注意が必要です。慎重な戦略と状況判断が求められるデッキといえるでしょう。
アーボックデッキまとめ
アーボックデッキは、悪タイプのユニークな強みを活かし、特にピカチュウexやミュウツーexといった現環境の強力なデッキに対抗できるポテンシャルを秘めています。おいつめるを中心とした戦略的な足止めと、サブ進化ラインとの連携で相手の戦略を崩すことが可能です。
しかし、低めのHPやダメージ出力の限界、進化ラインの複雑さが課題となるため、慎重なプレイが求められます。マタドガスやピジョットとの組み合わせを活用することで、このデッキは毒攻撃をバランスよく両立できる強力な選択肢となります。
現環境での活躍が期待されるアーボックデッキは、特に戦略性を重視するプレイヤーにおすすめの構成です。しっかりとしたデッキ調整とプレイングで、相手を圧倒するゲームを展開しましょう。